2階の部屋に 小型薪ストーブ 設置 編 DIY

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薪ストーブ

こんにちは。

遂に、お部屋に念願の薪ストーブが設置出来ましたので、設置までの流れや、使い勝手、石油ストーブとの違いなど、色々書いていこうと思います。

結論から言うと、設置して良かったと思っています。

2階のお部屋に薪ストーブ

まず、とても重要なので、2階に薪ストーブを設置する事について、最初にお話ししておこうと思います。

2階建ての2階に薪ストーブを設置するのは、止めといた方がいいと言うのが一般論と言うか、現実だと思いました。

最大の理由としては、煙突の長さです。

屋根が近いため煙突を長く出来ません。やろうと思えばできなくはありませんが、強風時にも耐えられるように屋根の更に上でひかえを取らなければいけません。

そもそも屋根よりも遥か上まで煙突が飛び出しているのは見た目も悪いし、いつ倒れるかわかりませんし、煙突掃除やメンテナンスも大変だと思います。

ですので、2階建ての家の2階に薪ストーブを設置するには、色々と試行錯誤が必要になり、努力しても解決しない部分も多いに出てくると思います。

と、言いながら2階に設置してしまったのですが・・・

当然、逆流や引きが弱いなど・・・煙突沼にハマった事は言うまでもありません。
詳しくは「2階の部屋に 小型薪ストーブ 煙突 編 DIY」の方で書いていますので、よろしければそちらもお読みください。

それらの大前提があっても、私は自分の部屋でどうしても薪ストーブを使いたかったのでやってやりましたよ。

それでは、設置までの流れを書いていきます。

2階まで運ぶのは危険

コメリの中でも一番小さな薪ストーブとは言え、鋳物なので重量は60kgもあります。
この重量の鉄の足をフローリングに「ドン」と着地させるとフローリングは、さぞかしエグレてしまう事でしょうw

全ての足に段ボールでカバーして、2階まで階段を一段づつ持ち上げては着地させ、また持ち上げて着地させ・・・と、一段一段神経を研ぎ澄ましてあげました。

4本の足全てが階段に乗るわけではないので、2本の足を乗せて、もう2本の重量は常に自分が支えていなければいけません。

階段の途中で重心が傾くと、自分の方に一気に全重心が移動しますので60kgのストーブと一緒に階段から落ちる事になり、大変危険です。

本来は、手間を惜しまずバラしてから数回に分けて運ぶ方が安全だと思います。

2階まで上がってしまえば、後は楽でした。座布団に乗せて部屋まで引きずっていきました。

ストーブ台も自作しました。
写真ではカッコ悪く見えますが、実際はかなりカッコいいです。

薪ストーブ台

鉄の枠に鉄筋が溶接されており、更に耐火セメントで鉄筋と一体化していますので、強度が凄いです。灰が落ちても、火の粉が落ちても全く問題ありません。

ストーブを乗せるとこんな感じです。

トングなども置けるので便利です。

煙対策

2階の部屋に設置と言う事で、煙突には苦労しました。

煙突を長く設置出来ないと、このように、薪を追加する度に煙が部屋に漏れ出します。

煙対策として、電動ファンを煙突に設置しました。

電動ファンについては、「2階の部屋に 小型薪ストーブ 煙突 編 DIY」でも書いていますので、是非お読みくださいね。

着火時から、一番下の薪に火が付くまで電動ファンは回しています。

ファンを回しながらでも、多少は煙は出てきますが、大分マシです。
写真は着火の最中ですが、ファンに引っ張られるので炎が上に吸い込まれる事によって、どんどん吸気されますので火が付きやすいです。

このくらい燃えたら、ファンはオフにしています。
この頃には、2mしかないダブル煙突も十分温まっているので自然排気だけで十分になります。

今の所、煙の逆流などは起きていませんので、順調です。

煙突部分で150度なら、天板は200度くらいになっていますが、このストーブは200度前後で耐熱塗料の臭いが部屋中に充満します。

屋外で慣らし燃焼を2回行いましたが、塗料の臭いは取れないままです。
その後、一か月くらい毎日使用して、ようやく最近臭いが薄まってきましたが、まだ少し臭いです。

写真なのでわかりにくいですが、奥の穴から二次燃焼もしています。

たまに条件が合うと綺麗なオーロラになります。

個人的には、オーロラはあまり興味はなく、それよりも、燃焼効率や煙の方が重要だと思っています。

熾火の状態になると、天板で200度を超えるくらいになり私の狭い部屋は全体が暖まります。

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まとめ

今回は、ようやく、2階の部屋に薪ストーブ設置が終わり、何度か燃焼もしてみました。

感想としては、自分の部屋に薪ストーブがあると、かなり幸せを感じます。

火を見ながら、いつの間にか寝てしまっている毎日です。

2階の部屋に薪ストーブを設置するメリット:1階に設置した場合とメリットは同じだと思います。
2階ならではのメリットと言うのはありません。

2階の部屋に薪ストーブを設置するデメリット:設置が大変。煙突の引き、煙の逆流問題。などがあります。詳しくは「2階の部屋に 小型薪ストーブ 煙突 編 DIY」の方も読みくださいね。

小型薪ストーブで6畳弱の部屋は温まるか?:6畳くらいなら十分に温まり、丁度よい温度を維持でします。しかし、15畳~20畳用と記載されていますが、果たしてそんなに広いお部屋が温まるかは謎です。

どこまでを、温まっていると解釈するかによって見解は違ってくるんだと思いますが、私の見解では部屋全体がムラ無くしっかり温まると言う意味で説明しています。

6畳や8畳くらいまでなら、小型薪ストーブで部屋全体を均一に温める事が出来るでしょう。
温度で言うと、20~30度を部屋全体が余裕で維持できると言う事です。熱くなりすぎたら冬は窓を開ければすぐに適温に調整できます。

ですので、「狭い部屋で薪ストーブは暑すぎるのではないか?」と言う疑問は無事解消されました。
むしろ、小型薪ストーブは狭い部屋に丁度良いと私は思いました。

耐熱塗装の臭い:倉庫で2回の慣らし燃焼と部屋に設置後1か月。毎日燃焼させています。
しかし、未だに200度前後から耐熱塗料の臭いが発生します。さすがに白煙は出なくなりましたが、部屋の中であの臭いは窓を開けて喚起しなければいけないレベルです。

海外製の安い薪ストーブなので文句は言えませんね。熱で剥がれたり劣化する事は無いので強度は強いんですけどね。肝心の臭いがいつまでもとれません。

近々剥離剤で耐熱塗料を全部剥がそうと思っていますので、また記事にしたいと思います。

この記事が皆さんの薪ストーブ購入や薪ストーブライフに少しでもお役に立てれば幸いに思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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