こんにちは。エリー自然農園、kouranです。
突然ですが、先日、生まれて初めて草刈りでは無く笹刈りをして来まして、笹刈刃を始めて購入して使ってみて人生変わったので、普通のチップソーと何が違うのかを説明して行こうと思います。
草刈機の刃は、場所や状況によって、選ぶべき?
以前にも草刈機の刃についてブログを書きました。・・・が、
そのブログでは刈る場所によって選ぶべき刃は異なるので、皆さんの使用状況にあった刃を選んだ方がいいですよ~的な内容で書いていたんですね。
それについては、何ら間違いなく、今でもその通りだと思っておりますが、そう言いいながら私自身が今後、どのような状況下でも笹刈刃ばかりをメインで使おうと思ってしまう程、笹刈刃は万能で自分に合っていると感じましたので、その辺を説明していきたいと思います。
笹刈刃を使った感想
結論ですが、私は笹刈刃は万能だと思いました。
ですので、草刈りの際も草刈り用のチップソーに変える必要は無いと思っています。
何故なら、笹刈刃で草を刈った方が、よく切れると、私は思ってしまったからです。
ですので、私は今後は笹刈刃のみを使用する事に決めました。
私の使用状況を説明しますと、畑の草は草マルチに使うので草が足りないくらいで困っている状況です。
ですので、畑の草は草刈機で刈る必要がありません。草マルチを敷き詰めるために常に草を回収するので草刈機の出番が無いわけです。
私の「草マルチの考え方」については、別のブログで紹介していますので、よろしければご覧ください。
と言うわけで、私が草刈機を使うのは、畑の外に限定されるわけです。
その畑の外と言うと、今回紹介する笹や竹が大量に生えている個所があります。それと、草が生える場所もあります。
ですので、笹刈刃を標準装備にしておいた方が、付け替えたり、多くの刃を管理したり購入するなどの手間や経費が軽減できると考えたわけですね。
実際、笹刈刃で草を刈ってみましたが、はっきり言って、専用の刃より切れ味はいいと感じました。
ただ、笹刈刃はチップが付いていないので、鉄板をギザギザにして草を刈っているようなイメージです。
チップソーのチップの部分は硬質で強度があるため、研ぎながら長く使えるメリットがあるわけです。
しかし、笹刈刃は、硬質なチップが付いておらず、すぐに刃が丸まってしまうんですね。
メリットとしては、切れ味が良く、研ぐのも棒ヤスリで完結出来ます。鉄が柔らかいからですね。
この部分を丸ヤスリで3~5回往復するとこんなに研げてしまいます。棒ヤスリで簡単に研げてしまう程鉄が柔らかいと言う事は、竹を切ってもすり減るのが早いわけです。

そして、この部分を平らなヤスリで削れば完成です。
電動工具いらずで、簡単に研ぐ事ができますが、半日竹を切ってると切れ味が落ちて来るので、毎回研ぐ必要があると思われます。

私が笹刃しか使わないと決めた理由
・使用状況が、笹や竹、草を刈る必要があるからです。
・笹刈刃は、私の主観ですが、草刈りにも十分使えるからです。
・いろいろなタイプの刃を管理したり、使い分けたり、買い足す事が嫌だからです。
・チップが付いていないのでチップが飛ぶ事も無く、研ぎながら使い続ける事ができるからです。
今回の笹刈り作業状況

今回は、右側の笹刈刃を使用して笹刈りをして来ました。左側のブルーカッターは、未だ使ってませんので、後日ブログにしたいと思います。
・津村鋼業 ツムラ 笹刈刃 ミガキ 255mm×1.25mm×30P 1411
さっそく、アサリ割りして愛車に積み込みました。

アサリ割りした刃で草刈りもしましたが、よく刈れましたのでおすすめです。
今後は全ての刃を笹刃に統一して、すべてアサリ割りしようと思っています。
因みに、後日笹刈刃で裏庭の芝生を刈ってみましたが、芝生も、よく刈れるのでビックリしました。
やはり、笹刃は最強かもしれません。
最初はペンチでアサリ割りしてたのですが、結局ツムラ ハンディセット(アサリ割器)を買いました。
刃を曲げると言っても、グネッと曲がるわけではありません。幾分かは戻ってきますので戻りしろまで考えて曲げなければなりません。
そこで、このアサリ割り機だと曲げしろが設定できますのでボルトが刃に当たるまで曲げればいいわけです。戻りしろも一定になるわけですのでボルトさえ当たれば大丈夫です。
アサリ割りについても、後日ブログを書こうと思います。
・ツムラ ハンディセット(アサリ割器)
本日の笹刈り道具はこんな感じですね。

現地に到着しまして、この一面の笹? か 竹? か わからないヤツを刈っていきます。
笹刈刃の切れ味が楽しみですね。

こんなにお生い茂っていると、さすがに草を刈るのとは訳が違いますね。
自分で切り倒した竹が邪魔で前に進めませんし、地面から10cm位出して切った竹が邪魔で歩きにくくなるんですね。
竹の上の方を刈ってから、根元を再度カットして、足場を整備しながら進んでいくしかありません。急斜面になるので足場が悪いと危ないですからね。

因みに、今回使用した笹刈刃は、午前中はよく切れましたが、午後からは切れ味が落ちてしまいました。
アカシアの小枝や石に当たったりしたのもありますが、そもそも硬質なチップソーとは違うのですり減るのが早いんでしょうね。
10時の休憩です
因みに、この方達は私に畑を貸してくれている地主さんで、80歳超えてるのに、私より体力があるスペシャル軍団です。鎌の柄が長くてカッコいいですねw腰には鉈も装備してスペシャリストの方達です。
私。釣りの時もそうでしたが、こういう方達と一緒に釣りや山作業をするのは、ホント楽しいですね。
勉強になりますし。

一旦、笹の葉を積んで冬対策のため畑の月桃の根元に敷き詰めに行きました。棒の部分は畑の柵や、来年キュウリやゴウヤに使おうと思います。

丁度良い太さの竹だけ回収しました。

作業終了
スペシャル軍団が、「昼やで帰るわ~」って、いきなり帰ってしまったので、私も畑に笹を運んだり竹を運んだりして帰る事にしました。
自宅の温室のバナナ君たちにも笹の葉を持ってきてあげました。冬対策のため敷き詰めようと思います。

温室のバナナ君です。3年前に苗を購入して初めてバナナがつきました。
10月に実が付いてしまったので成功するか心配です。今は11月中旬ですがあまり大きくなりませんので温室を温かくしてあげようと思います。

まとめ
話がそれましたが、笹刈刃のお話です。
私は、今後、笹刈刃しか使いません。
その考えに至った理由は、笹刈刃で草も芝も笹も、全ての作業が出来てしまうからです。
笹刈刃は、それほど万能で最強の刃だと私は思います。
私が感じた笹刃のメリットとしましては、
・チップソーよりも草刈りがしやすい。よく切れる。
・チップが付いていないのでチップが飛ぶ事が無い。
・草や芝や笹や竹や小枝も切れる。
・私の使用する場所や条件に合っている。
このように、私にとってはメリットが大きいと感じたので、今後は笹刃を使おうと決めました。
逆に、デメリットとしては、
・一回使ったら必ず研がなければならない事です。
これに関しては、チップソーも研がないと切れ味は悪くなるので、私はむしろ、毎回必ず研がねばならない刃の方が、メンテナンス的にわかりやすくていいと思っています。
ここまでお読みいただいた皆様は、「笹刃でどこまでの作業が出来るのか?」「笹刃の耐久性はチップソーよりも劣るのか?」などが気になる方も多いのではないでしょうか。私も使う前は、その辺を悩みましたのでよくわかります。
笹刃は、硬質なチップが付いておらず、毎回すり減ります。
しかし、チップが元々ないのでチップが飛ぶ事もありませんので、研げば何度でも使えるわけです。
その代り、毎回研がなければなりませんので、予備を何枚か用意してまとめて研ぐと良いかもしれませんね。
私も、ダメになったチップソーの刃を全て笹刃の形状に研ぎ直して使う予定です。チップが飛んで無くなった刃は、それしかありませんからね。
笹刃の研ぎ方の方も後日ブログにしようと思っています。棒ヤスリで研いでいたら怪我をしましたので、その辺の注意点も書いていきますので、ぜひまたお読みいただけると幸いです。
皆様も、怪我にはくれぐれもお気をつけいただき、笹刃の切れ味をお楽しみいただければと思います。最後までお読みいただきありがとうございました。
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