今回は、私が愛用する マキタ 生垣バリカン の切れ味が悪くなってきたので、刃の交換手順や、気を付けた方が良い事などを書いて行こうと思います。
私も初めてやって出来ましたので、やってみて気づいた注意点などをDIY初心者の方にもわかりやすく説明していきます。
事前に見ていただく事で、機械を壊してしまったり怪我をしたりなどのリスクを少しでも軽減してから安全に作業をしてくださいね。
今回使用する替刃は マキタ400mm高級刃 A-47955替刃 です!

替刃交換は自分でも出来るの?
生垣バリカンの替刃交換は、それほど難しい作業ではありません。
始めて交換される方やDIY初心者の方でも、多くの方に交換作業は簡単に出来ると思います。
しかし、簡単な作業であっても故障をさせてしまったり、怪我をしてしまうなどのリスクもあるため、不安な方や、自信が無い方は販売店などに相談してみましょう。
交換のタイミング
- 切れ味が悪くなった時: 柔らい小枝が切れにくくなった時は替え時です。
また、頻繁に刃詰まりを起こして止まってしまうよう場合は交換した方がいいでしょう。 - 刃に欠けや曲がりができた時: 既に替え時を過ぎていますので早めに交換しましょう。
- 定期的な交換: 使用頻度や刈る素材によって人により交換周期は異なります。
刃が切れなくなると、強引に潰すような切り方になり刃や機械にも負担がかかってしまい
刃がダメになったり機械の故障のリスクも高まります。
刃こぼれや、刃同士の接点が開いてしまったり、曲がっててしまうと、もう研いでも治りません。本体や刃をダメにしてしまう前に、早めに交換や研ぎ直して再利用する事をおすすめします。
替刃交換のコツ
1、安全第一
- バッテリーを外す: 作業前に、必ずバッテリーを外しましょう。
- 手袋をする: 手袋を着用し決して刃に直接触れないように注意しましょう。
- 周囲を確認: 周囲に人がいない事を確認し、安全な場所で作業を行いましょう。
2、必要な道具
- 取扱説明書: 説明書を必ず読むことによって無駄な遠回りやミス、故障のリスクを軽減できます。
- 工具: レンチ、ドライバー、ウエス、グリス、下に敷く新聞紙や段ボールを用紙しましょう。
3、交換の手順
1、最初に必ずバッテリーを外しましょう。

2、保護カバーを外します。2か所のツマミを指でつまんで上に上げると 簡単に外れます。

3、根元の1本だけ、ボルトナットを緩めます。写真では外していますが、緩めるだけでいいです。

4、裏側のビス4つ取れば、このようにばらせます。
5、せっかくばらしたので古いグリスを拭き取って新しいグリスを塗ります。

6、裏蓋を戻してネジ4本を締める。ブレードのボルトナットを締める。これで完成です。
※ ブレードのボルトナットは、二枚の刃が重なり合って動くため規定のトルクで締める必要があります。強く締めすぎると刃が動かなくなりますし、弱く締めすぎると刃に隙間が出来て切れにくかったり、刃が曲がったり壊れるリスクがありますので必ず指定トルクで締める事をおすすめします。
因みに、私は適当に締めています。自己責任で。
4、刃のメンテナンス
使用後の刃は、植物の脂分や水分に汚れや枝葉の粉末が付着します。これらを放置すると
空気中の水蒸気が、それらの汚れに湿り気を帯びさせて錆びの原因になります。
私はタワシで洗い流し、エアブローして水分を吹き飛ばして油を塗っていますが、
水を使う事に抵抗がある方や乾かす時間が無い方には専用のクリーナーがおすすめです。
アルス 刃物クリーナー 320ml GO-3B

使用後は付着した水分や汚れを拭き取るなどして、よく乾燥をさせてから油をさしましょう。
油の塗布後は、刃を空転させて隙間の隅々にまで油を循環させましょう。
替刃を選ぶ時の注意点
取扱説明書を見て、ご自身のモデル機種に合った替刃を選びましょう。
【 今回紹介したモデルはコチラ! 】
私が使っている 生垣バリカン MUH404DRF です。
その、 MUH404DRF に、今回取り付けた替刃がコチラです。
マキタ 生垣バリカン用替刃 400mm高級刃 A-47955
【 今回紹介したモデル以外の方は 】
マキタ生垣バリカン用替刃 A49909 特殊コーティング 短めの300mmです!
適用モデル: MUH300D/301D/305/306/355/350D/351D/366/3001/3501/3051/3651
マキタ 生垣バリカン用替刃 高級刃 A68448 長めの460mmのです!
適用モデル:MUH4001,4002,4051,4052,4601,4602,4651,4652
高級刃は、切れ味や長切れ、錆びにくさなどの性能バランスが良いのが特徴です。
特殊コーティングの刃は特に錆びにくいですが、いずれを選んだ場合であっても使用後の
メンテナンスは刃の寿命を延ばすうえで重要です。
DIYで替刃交換をする際の注意点
DIY初心者でも簡単に交換は出来ると思いますが、人により向き不向きはありますので
不安な方や心配な方は無理をせず販売店やメーカーに相談をするとよいでしょう。
プロの方や、DIYベテランの方であっても、不注意や運悪く怪我をする事はあり得ます。
交換作業を行う際は、周囲に人がいない事を確認し、電池の取り外し、手袋の着用を徹底して
決して刃に触れないよう注意して作業を行いましょう。
替刃交換のメリットと考え方!
・切れ味が回復:新しい刃に交換する事で作業性も向上するでしょう。
・寿命を延ばす:切れない刃を使い続ける事は機械にとっても良くありません。早めの交換は
機械の寿命を延ばすことにも繋がります。
・事故の回避:切れない刃や欠けた刃を使用し続けると、思わぬ事故につながるリスクがあります。
まとめ
生垣バリカンの替刃交換は、DIYで手軽に行える作業です。
しかし、人によては出来る自信がない場合もあるでしょう。本ブログを見て難しく感じた方は
無理をせず販売店やメーカーに相談してみるとようでしょう。
安全で効率的な作業を行うために、上記のコツを参考に十分注意して作業を進めましょう。
定期的な交換と適切なメンテナンスを行う事で、生垣バリカンを長くご使用いただけるでしょう。
交換後の古い刃は曲がったり、隙間が空いたり、刃がかけたりしていなければ、研ぎ直して再利用も
可能です。興味がある方は「生垣バリカンの刃を研ぐ」の方もご覧ください。
予備の替刃があれば、急いで研ぎ直して付け替える必要もなくなります。常に研ぎ終わっている予備の
刃を持っていると安心ですよね。
DIYで替刃交換に挑戦される際は、くれぐれも安全には十分にご注意ください。
今回の替刃交換が、お読みいただいた皆さんのお役に立てれたば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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