皆さん、こんにちは、今回はオイル漏れ、ピストン固着をしていたジャッキをメンテナンスしたので、作業の流れをお話していこうと思います。
私の3tジャッキは、愛車の整備の時にもつかっているのですが、仕事でも使っており、その仕事と言うのが、土を持ち上げる作業でして、それをほぼ毎日頻繁に行うため、本来の車ジャッキの扱いよりも過酷な状況下で使っています。
ですので、購入してまだ2年くらいだと思いますが、ダブルピストンの片方が入ったまま出てこなくなり、オイルも漏れていました。
今回は、ピストンを外してOリングを交換して、新しいオイルに変えたり、一通りオーバーホールしてみようと思います。
ジャッキのオーバーホール
分解する
写真を忘れましたが、既に分解した後です。
分解と言っても、単に左右のボルトを外すだけで、レバーを外すことが出来ました。意外と簡単です。
ピストンなんて、ただ刺さってるだけでしたので、手で簡単に引っこ抜けました。
普段は、常にレバーの軸が乗っかてるので固定する必要が無いみたいですね。

こんな風に、簡単に手で抜けました。
Oリングは、見た目は劣化していないように見えましたが一応交換しました。

Oリング交換
2本共、Oリング交換です。Oリングと一緒にワッシャーも入っているので破損させないようにゴム部分だけ取り換えました。

このような、Oリングセットを以前に購入して持ってたので、助かりました。
外してから、サイズを測って注文するのも大変ですからね。

・Oリングセット (419個入) | リング Oリング ゴム パッキン ニトリルゴム 補修パーツ エアツール
組み込み
レバーを取り付ける前に、穴にグリスを塗っておきました。元々が塗ってあったからです。

右側から、ボルトを入れました。

左もネジが回るまで入れました。

左右、両方、ネジ山があったので、本締めします。

左も本締めして、終了です。ラチェットは21番か23番か?忘れてしまいました。

古いオイルを抜き取ります。
写真を忘れましたが、2本の木の上にジャッキを置いて反対向きにしてオイルを出し切りました。
下にトレイを置いてオイルを入れようとしたのですが、大半が地面にこぼれてしましました。
また、レバーを取り付ける前に、オイルは抜きました。
新しいオイルを入れていきます。
オイルの入り口まで距離があるので、ゴムチューブを付けてみました。

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隙間から、ゴムチューブを入れて、何とか穴にオイルを入れようと思います。


この穴にホースを突っ込みたかったのですが、ゴムチューブが太すぎて突っ込む事は出来ませんでしたので、水道の蛇口のようにだくだく流し込んで入れました。

オイルが全部無くなったのですが、穴から漏れるまで入りませんでした。
ですので、どこまで入ったのかわかりません。
200mlでは、足りないのかな?
エア抜き
よくわかりませんが、予備のオイルが無いので、ひとまずこの量のままジャッキをキコキコしてエア抜きになるんじゃないかと思いやってみました。
ゴロゴロとオイルが移動する音がしましたので、エアが抜けてるんだと思います。

どうせ、満タン入っていないので、ほどほどにして蓋を締めました。

抜き取ったオイルは、床にもこぼしましたが、このくらいの量でした。
意外と少ないんですね。

そして、これが、全部使いきった200mlのオイルです。

満たんまでは、オイルを入れる事が出来ませんでしたが、ジャッキとしては問題なく使えました。
固着したピストンも治りましたし、オイル漏れも治しましたので、今回は「良く出来ました」と言う事にしておきます。
ただ、
ジャッキオイルは、どこまで入れるべきか?
これだけ、お分かりの方がおられましたら、コメント欄で教えていただけるとありがたいです。
オイル量が少ないまま使用を続けると、壊れるんですかね?
因みに、私が使ってる3tジャッキは、ダブルピストンで低床タイプです。
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このようなお値打ちなのにダブルのヤツですね。
私の愛車はジープなので、車高が高くてジャッキが触れるまでの距離があるんですね。ですので、ダブルピストンで一気に上がるジャッキは本当に助かっています。
まとめ
今回は、私が愛用している3tジャッキのメンテナンスを紹介していきました。
私も初めての作業でしたが、DIYで出来るレベルの簡単な作業だと思いました。
ピストンが片方上がらなくなった時はさすがに買換えを検討しましたが、機械や道具はメンテナンスして、治して使う主義ですので、ダメもとでやってみました。
今回作業をしてみて、ジャッキの構造をよく見てみると、決定的に壊れるような部分なんて無いように思いました。
ですので、今回のように定期的にメンテナンスすれば、長く使う事が出来ると思います。
一見オイルが溢れ、漏れだしているような絶望的な状態に見えても、Oリング変えるだけで治ってしまったり・・・ですね。
壊れているわけでは無いんですね。
これをお読みいただいた皆さんは、安いジャッキでも壊れず使い物になるか?メンテナンスで治るか?などの疑問から、ここの辿り着いたのではないかと思います。
結論から言うと、私の場合は、ネットで買った海外製のお値打ちな3tジャッキを2年間、毎日毎日本来の使い方では無いかなり重量のある土を持ち上げる作業で酷使し続けており、泥や土でジャッキはドロドロの状況です。
そのような無茶な使い方を毎日しているため、オイルが溢れだし、ピストンは戻らなくなりました。
しかし、今回メンテナンスで治ってしまいましたので、こんな使い方をしていても、壊れたわけではなかったのですね。
問題なく動作するようになりましたので、今後も長く使おうと思っています。
私の主観ではございましたが、この記事が少しでも皆様のジャッキ選びやメンテナンスのヒントになれば幸いと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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