ここに辿り着いた皆さんは、手動の芝刈り機でも行けるのか?それとも電動の方が良いのか?など、ご自身のお庭の状況で、どの種類を選ぶべきかを検討されているのではないでしょうか?
「芝刈り機」と一言で言っても、面積や障害物などによって選ぶ機能は変わってきます。だからこそ、購入前に最適な物を選ぶ事はとても重要だと思います。
今回は、私が愛用しているキンボシ 手動式芝刈機 ハッピーバーディーモアー GSB-2000H を参考にして、手動式にした方が良いケースと電動式にした方が良い場合を説明して行こうと思います。
まず、大前提として、面積が広い場合や、複数お庭を所有しているなどのケースは稀だと思います。
それ以外の一般的なお庭の広さであれば、基本的には手動式を選ぶ事をおすすめします。
その理由や、手動式にすべきか?の私なりの判断基準を詳しく説明していきますね。
芝刈り機の選び方!手動式、電動式、エンジン式を徹底比較!
美しい庭作りには、芝生の管理が欠かせません。しかし、芝刈り機の種類が多く、どれを選べば良いか迷ってしまう方も多いと思います。私も購入時には相当迷いましたのでお気持ちはとてもわかります。
今回は、手動式、電動式、エンジン式の3種類の芝刈り機について、それぞれのメリット・デメリットを詳しく解説し、あなたにぴったりの芝刈り機選びのヒントにしていただければと思います。
主に、3つの種類と特徴
1. 手動式芝刈り機
- メリット
- 環境とご近所に配慮出来る: エンジンやモーターを使用しないため、騒音も少なく、排気ガスが出る事もありません。
- 経済的: 初期費用が安く、エンジンやモーターを装備していないので故障リスクが激減します。毎年の刃研ぎを行えば、一般的な使用頻度であれば一生使えると思います。
- 計量で出し入れや作業が手軽にできる: 重い機械を搭載していないので物置などから手軽に出し入れでき、思い立ったらすぐ作業にかかれます。
- デメリット
- 体力がいる: 広い庭や障害物の多い箇所は、体力が消耗します。
- 時間がかかる: 電動式やエンジン式に比べて芝刈り作業に時間がかかります。
- 停止時は刈れない: 前に進む事で刃を回転させて刈り取る構造のため、停止している時は刈れません。
2. 電動式芝刈り機
- メリット
- 作業効率が良い: 電動なので、手動式に比べて作業効率は良いです。
- 楽に作業できる: 手動式と比べれば作業そのものも楽です。
- さまざまな機能: 自動刈高調整や集草機能など、さまざまな機能が付いている機種もあります。
- デメリット
- 初期費用が高い: 手動式に比べて初期費用が高い場合が多いです。
- コードがある: コード式の場合、コードの長さの範囲内でしか作業できません。また、コードを切ってしまう危険性もあり、気を付けながら作業する必要があります。
- 騒音: 作業中は音がするため、近隣迷惑になる可能性があります。
- 重量が重い:手動式に比べて重量が重いので出し入れや持ち運びは大変です。
- 故障:機械である以上、万一モーターなどが故障したら修理に出さなければいけません。
3. エンジン式芝刈り機
- メリット
- パワフル: 強い力で芝を刈ることができるため、広大な敷地の芝刈りには最適です。
- コードレス: コードが無いので、広い範囲を自由に移動できます。
- デメリット
- 騒音・振動: エンジン音が大きく、振動も大きいため近隣への影響を考える必要があります。
- 排気ガス: エンジンを使用するため、排気ガスが出ます。
- メンテナンスが必要: エンジンオイルの交換など、定期的なメンテナンスが必要です。
- 故障:エンジンや、他の部品が故障する可能性もあります。
- 価格が高い: 電動式よりもさらに高価です。
どの芝刈り機を選ぶべきか?
どの芝刈り機を選ぶかは、以下の要素によって決まります。
- 庭の広さ: 広い庭なら電動式やエンジン式、普通の庭なら手動式をおすすめします。
- 体力: 普通の広さの庭であっても、体力に自信がない方は電動式が良いかもしれません。
- 予算: 本体だけの予算で検討せず、定期メンテナンスや、最悪の場合は修理などのランニングコストも考慮しましょう。
- 環境: 一般的な住宅地なら手動式がおすすめです。広めのお庭ならdb数を考慮してモーター式を検討されると良いでしょう。広大な範囲を刈りたい方はエンジン式がおすすめです。
私の場合は、年に1~2回程度の頻度で芝刈りを行っています。そのくらいの頻度で、庭も一般的な広さである事から、手動式を選びました。
結果。それほど苦労せず、メンテナンスもせず、芝刈りが出来ていますので、手動式を買ってよかったと思っています。
普通の家庭より庭が広い場合や、お隣に家が無い状況などであれば、電動式などを検討しても良いかもしれませんが、個人的には一般家庭なら、よほどの広い敷地でもない限りは手動式で十分かと思います。
私が使っているキンボシの手動式と、実際に芝生を刈っている庭です。
私の庭の特徴は、面積はそこそこあるのですが、大半がレンガの花壇や障害物です。
手動式、電動式問わず、芝生だけのお庭の方が障害物が多い庭よりも、ずっと作業がはかどると思います。

私は、これを、かれこれ5年以上使っていますが、最近いよいよ刃の切れ味が悪くなってきたくらいで、他に不具合などは全くありません。刃は研磨剤で研ぎ合わせが出来るようですので、さっそく研磨剤を注文しておきました。
手動式芝刈機用 研磨セット GL-100 芝刈り機 メンテンス 刃研ぎ 研磨 芝刈機刃
私が使っている手動式はこちらです。
キンボシ(Kinboshi) 【日本製】ゴールデンスター 手動式芝刈機ハッピーバーディーモアー GSB-2000H
芝刈り機 の刃は、リール式とロータリー式 がある!
リール式
私が愛用しているキンボシの手動式芝刈り機は写真の様なリール刃の構造になっています。

手動式のリール刃は、タイヤの回転と連動して内部の赤色の刃が回転する構造です。赤色の刃が回転して外側の黒色の刃に合わさる事で大きなハサミのような感じで次々に芝を刈り進んでいく構造です。
リール刃は、切れ味が落ちても専用の研磨剤を刃に塗って逆回転させながら接点を近づけていくと刃が研げるようです。分解して刃を研ぐわけでは無く、刃物を研いだ事が無い方でも簡単に刃研ぎができるので、交換無しで半永久的に使えるわけです。
刃研ぎの研磨剤と、研ぐ際に回転させるためのノブがセットになって売っていましたので、私もさっそく購入させていただきました。刃研ぎの方もブログで紹介したいと思っています。
キンボシ(Kinboshi) ゴールデンスター手動式芝刈機用刃の研磨工具 GL-100
このセットを注文しましたので、後日、使った感想も紹介しますね。
電動式のリール式も魅力的で、信頼のマキタでこのコスパなでので、私も欲しくてたまりませんw
マキタ 電動芝刈機(AC100V) リール式5枚刃・電源コード式 刈込幅280mm/高さ5-55mm MLM2851
ロータリー式
こちらは、電動式で刃がロータリー式のシリーズです。コスパもいいです!
アイリスオーヤマ 芝刈機 電動 刈込幅320mm 刈込高さ3段階調整 ロータリー式 簡単操作でコンパクト G-320W ホワイト
ロータリー刃は、草刈機のチップソーの様な形状の刃が、芝刈り機の真下に付いている構造です。
草刈機と同様に刃を回転させて芝生を刈っていく仕組みですので、芝の合間から伸びている長い草も同時に切る事が出来ます。
まとめ
芝刈り機を始めて購入する時には、手動式、電動式、エンジン式、など、迷ってしまいます。
しかし、私の偏見と独断ではありますが、一般家庭の普通のお庭であれば、手動式をおすすめします。
手動式をお勧めする主な理由は、メンテナンスが最小限である事。操作が簡単である事。近所迷惑になりにくい事。長く使える事。などです。
手動式を数年使用している私の主観ではありますが、手動式で全く問題なく芝刈りが出来ています。
私が感じる手動式の最大の弱点は、進んでいる時にしか芝を刈れない事かな?と思います。
電動式を使った事はありませんが、停止時に刃が回転出来るのであれば、刈りにくい部分で停止して念入りに刈る事が出来ると思います。
それ以外の事で、手動式に不満を感じた事は今の所ありません。
手動式だから疲れると言うのもありますが、そこは、私はあまり感じません。何であれ芝を刈る限りは多少は疲れると思います。
始めて芝刈り機を購入される方なら、尚更最初は手動式がいいと思います。手動式で要領が分かってから、芝刈りの重要点がわかってから、それを補える機能を備えた電動式を選んだ方がいいと思うからです。
この記事をヒントに、皆様がご自身の使用環境に最適な芝刈り機をお選びいただければ幸いと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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