こんにちは。
今回は、私事ですが プジョー207cc が走行時に異音が発生するようになってしまったので、部品交換と原因を忘れないように記録しております。
交換した部品は、ロアアームとアッパーマウントの部品の一部です。
交換後は、異音は解消されました。
この記事では、ロアアームの交換についてのみ、私自身の記録として書いていますが、私は整備士ではありませんので、正しい交換方法や正しい整備の方法を書いているわけではありませんので、整備士でない方は整備工場などに依頼される事をおすすめします。
アッパーマウントの交換は別の記事で書いていますので、よろしければご覧くださいね。
異音が出るようになった
今回の プジョーは、かれこれ10年以上乗っているので仕方ないのですが、走行中に段差の度に異音が出るようになってしましました。
左前輪から「ゴロゴロ」「ガサガサ」と段差の度に必ず音がするんですね。
特に普通にスピードが出ている時よりも、徐行時や低速走行時に大き目の音がしていたのでネットで調べた結果アッパーマウントやロアアームが疑わしいと言う事で今回交換する事にしました。
いずれにしても、10年。10万キロ。が交換目安ですので、交換しておいて損はないですからね。
交換の様子
新品のロアアームを購入しました。

右用は、これを買いました。新品はピンが硬くて動かないですね。
左用は、これです。
・MEYLE製 PEUGEOT プジョー 207 WA/WC WK/WD 208 CA/CC/CR 2008 CU フロント ロアアーム/コントロールアーム 左側 1607305080 1622711380 3520Q9 3520R7 3520T1 9810588280
私は、整備士ではありませんので、正しい整備の方法を紹介しているわけではありません。
自分自身の記録、数年後に同じ作業をする時のヒントとして記事を書いていますので、やり方などは決して真似しないようにしてくださいね。
まずは、ロアアームを取り外すため、このバネを縮めてテンション緩めた方が良いと私は思いました。

そこで、この、コイルスプリングコンプレッサー を使いました。
色々な物が売っていますが、私はこれを買って正解だったと思っています。
今回の作業は結局、左前輪と右前輪を合計4回もバラしたり、組み込んだりする羽目になりました。
ですので、コイルコンプレッサーも相当駆使しましたが、強固なバネを簡単に縮めるだけの力があり、頑丈で壊れそうな気配も全く感じませんでしたので、これはおすすめです。
・青箱 強力 コイルスプリングコンプレッサー 洗車・工具・メンテナンス用品 ステアリング・サスペンション用ツール 2本組
合わせて、私が今回の作業で絶対必要と感じたのはインパクトドライバーと先端道具でした。

多くの部品があり、隙間から入れ込んでボルトを回さなければいけませんし、何度も閉めたり緩めたりするので、この19番ソケットとフレキシブルシャフトソケットが役に立ちました。
このように、隙間を縫うようにしてボルトを回す必要があるんですね。

私が使っているのは昔ホームセンターで買ったヤツですので、下に似たような物を載せておきます。
・フレキシブルシャフト 電動 万能ソケット 18点セットインボイス制度登録店ドリルシャフト ソケットアダプター 六角ドライバー ドリル インパク
私は、このロアアームとは別にアッパーマウントの部品もついでに交換しました。
ですので、ロアアームやアッパーマウント、スタビなど、全て外しましたので互いの干渉を気にする事無く作業をしました。
実際にやってみた感想ですが、ロアアームだけを外して取り換える事は不可能だと思いました。
左前輪はロアアームだけ取り換える事が出来るかもしれませんが、右前輪はシャフトの軸がロアアームのボルトの真上を通っているので、ナックルからシャフトを外さないとボルトが抜けないんですね。
写真の右上に白く映っているのがボルトです。写真は途切れていますが、シャフトが真上にあるのでボルトが途中までしか抜けませんでした。
親指のボルトは緩めるだけでは無く、完全に抜かないとロアアームのピンが抜けないように出来ています。

ロアアームは、奥の方にボルトナットが2本ありますので、2本ともナットだけ外しておきます。
ロアアームのピンを抜くのに使う道具です。ブーツを破らないように気を付けながらハンマーで叩き入れました。
固着しているので、これで少しだけ抜く感じです。最後までこれでコジッて抜いてはいけません。ブーツが破れてしまいますからね。最初の固着だけを剥がすイメージです。

・ASTRO PRODUCTS 07-12864 ボールジョイントセパレーター 07-12864
ついでに、これも、あった方が良いですね。
・アストロプロダクツ ASTRO PRODUCTS 07-12956 タイロッドエンドリムーバー TL295 07-12956
ボールジョイントセパレーターでピンの固着が無くなると隙間が出来ますので、先ほどセットしたバンドとバールでロアアームを下げてピンを抜きます。バールを足で踏みながらバックルを外します。

写真ではわかりにくいのですが、シャフトのボルトは押す事が出来ます。ズボズボ動くようになっています。
ですので、ナックルを手前に引っ張りながらシャフトボルトを押しながらナックルとシャフトを分離します。バールも踏みながらですね。
右側は分離しないとロアアームの交換が出来ませんでした。出来る人もいるかもしれませんが。

この時、シャフトの奥の方を持っていないとオートマの奥の方で抜けてしまうようです。
シャフトが抜けてしまうとATFが漏れて大変なことになってしまうみたいです。
ですので、分離した後も、ブラブラなシャフトをロアアームに縛り付けて絶対抜けないようにしました。
写真ではハンマーを持っていますが、ロアアームのみの交換ならアッパーマウントから外す必要は無いと思いますので、叩く必要はありません。

シャフトがナックルからシャフトを外せば、シャフトは上下左右、好きな方向に移動できます。
やりすぎると、奥で抜けてしまうと思いますので注が必要です。
ロアアームの右奥のボルトを抜ける分だけシャフトをどかします。左奥のボルトは元々抜けますので、
2本共抜ければ、ロアアームは外せます。
組み込み
新品のロアアームを取り付けます。
入れ込んで、ボルトを2本入れるだけですね。ナットは仮止めして、全部合体してから本締めします。
因みに、ピンを差し込む際は、穴の先っぽが合ったら、ナックルとロアアームのピンを同時に矢印のように奥に押しながら入れて行きました。
写真のようにピンが真っ直ぐがの状態では入りませんでした。

奥の2本のボルトと、ナックルのピンが入ったら、全て本締めしました。
コイルスプリングなどを外して、タイヤを付けて、作業は終了です。
まとめ
今回は、プジョー207ccのロアアームの交換作業について私自身が見返せるように記録を書いています。
整備方法や順序、トルクなどは、整備士では無いのでわかりません。
使用した道具や、部品などは適合しましたので参考にしていただければと思います。
結果として、左側で発生していた段差の異音は治りました。
しかし、ついでに右側も新品に交換したのですが、異音が出るようになってしまいました。
右側は、元々は異音がなかったのですが、ついでに交換した流れです。
新品にして異音が発生なんて・・・、もはや原因は不明としか言いようがありません。
こういう時に素人作業は、沼にハマるので、最初からプロにお願いした方が良かったと思います。
皆様も、愛車の点検や整備は確実に行い、安全第一でドライブをお楽しみいただければと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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